2026.7.14コラム
婚姻費用とは?別居中の生活費を請求する方法を弁護士がわかりやすく解説
別居はしたけれど収入が少なく、生活が不安——そんなときに知っておきたいのが「婚姻費用」です。離婚が成立するまでの間、相手に生活費を請求できる制度で、正しく使えば別居中の生活を支える大きな助けになります。
婚姻費用とは
婚姻費用とは、夫婦が生活を送るために必要な費用のことです。夫婦はたとえ別居していても、離婚が成立するまでは互いに扶助する義務があります。そのため、収入の少ない側は、収入の多い側に対して別居中の生活費を請求できます。

金額は「算定表」が目安
婚姻費用の金額も、家庭裁判所の算定表が目安になります。双方の収入と子どもの人数・年齢によっておおよその額がわかります。養育費よりも高めの金額になるのが一般的です。
請求は「早く」が大切
婚姻費用は、原則として請求した時点以降の分が認められます。「別居してから何か月も経ってから請求した」という場合、それ以前の分はさかのぼって認められにくいため、別居したら早めに請求の意思を示すことが重要です。話し合いで応じてもらえない場合は、家庭裁判所に婚姻費用分担の調停を申し立てることができます。
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※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の事案の結論を保証するものではありません。実際のご判断にあたっては弁護士にご相談ください。